歴史に名を残せる人はまともじゃない!?

最近、あまりゲームをやらなくなってきてしまいました。

暑さのせいか、頭を使う根気が無くなってきたように思います。そんなわけで「健康麻将」も最近はご無沙汰気味です。

 

ただ頭を使わないことであればまだ幾分気力は出るようで、青空文庫の読書は続いています。

頭を使わずに読む事が、果たして「読書」と言えるのかは分かりませんが…

 

最近は太宰治の作品を集中的に読んでいます。

読んでいて思うのですが、この人、文才がなかったらただの危ない人にしか見えないのですが、この感想は合ってますでしょうか。

麻薬だ、酒だ、女だといった事しか話の中に出てこないんですが…

 

同じような感想は、少し前にオススメした山田五郎氏のYoutubeチャンネルでも感じています。

ochiblo.hatenadiary.com

 

見たことのない方に少し説明すると、このチャンネル、作品についてよりも作者の生き様や性格のようなことにばかりフォーカスしていて、堅苦しさはまるでありません。

代わりに、チャンネルを見たからといって西洋絵画に詳しくなれるかはビミョーです。

まあ「絵画史」には理解が深まってくるかと思います。

 

そしてここでも画家たちのトンデモな性格や性癖について語られていて…美術家や芸術家って、まともな人いないのかな?と思ってしまう程です。

(どれかの動画で「まともな人は絵なんか描かない」と言ってた気もしますが)

 

ただ、こういったエピソードを聞いていると、若干親しみも持てますね。

あ、同じようなことで悩んでたんだ。とか、似たような趣味持ってたんだ。とか。

 

ただこういった歴史上の人物と私のような凡人が異なるのは、歴史に残るほどの才能があるかどうか・・・

歴史に名を残したからこそ今も語り継がれ、評価され、その一方で困った性格やヤバイエピソードも暴露されてしまったりしてるわけです。

歴史に残ることのない私は、悩んでいたことも苦しんでいたことも忘れ去られてしまうのでしょう。

まあ代わりにいつまでも「あいつ変なやつだった」と言われることもないのでしょうが。

 

という訳で、「趣味は読書と絵画鑑賞」というと一見高尚な趣味に聞こえるけども、低俗な知識と感想しか増えていない俗物のお話でした。