孤独=一人暮らし=不幸?

Google先生に、幻冬舎ゴールドオンラインの記事が紹介されたので、ちょっとブログにしてみたいと思います。

『孤独な高齢者は“不幸”なのか?「高齢者施設をすぐに退所したくなる人」の本心』と銘打った記事です。

私も将来は孤独な独居老人になることと思われるので、つい読んでしまいました。

 

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『不幸なのか?』と疑問符のタイトルが付けられている通り、「不幸じゃないよ」という内容になっているわけですが、その理由としてまず『「一人でいること=孤独」ではない』と言われています。

「そんな当たり前のこと…」と思われる方が多いと思いますが、ほんの10数年前までは、この考えがはびこっていたように感じていました。

あと、陽キャでないと幸せになれないとか…放っといてくれよと言いたいところですが。

 

元気なうちに高齢者施設に入所しても、集団生活に馴染めずに直ぐに退去してしまう人も少なくないらしいです。

一人で居るときよりも、集団の中に居るときのほうが孤独を感じるとも言われます。

記事中では「仲間に気を使って話を合わせたりすることに疲れる」と書かれていますが、それよりも自分以外の人間だけで楽しそうにわいわいしているのを間近で見るほうが辛くないですかね。

それはコミュ症の私だけですかね。

それが嫌で、サークルのようなものには近づかなくなってしまいました。

 

孤独が不幸じゃないことと直結するか分かりませんが、高齢期になると幸福感が上昇する現象があるそうです。

『加齢のパラドクス』というそうですが、通常なら身体機能の衰えや身近な人との別離などが増えることで不幸になりそうなのに、実際には幸福感が上昇していくことがあるとのこと。

記事に書かれているように嫌な人と付き合ったりせずに済むだけのことなのか、なにか悟りに近いものが開けて、「これで充分」という心境に達するのか。

 

いずれにせよ、この記事だけを見ていると、将来をそれほど悲観しなくても良さそうな気がします。

ただ子が居るわけでもなく、きょうだい、いとこ等をあたっても一番若い部類になる私は、本当に天涯孤独になるかもしれず…

記事が結んでいるように「子と近居」は出来ないので、やっぱり孤独に苛まれることになるかもしれません。

 

一人で暮らしたいけど、いざというときは助けてほしいというのはわがままなんでしょうか。

けど将来はそういう老人が増えてくると思うのですがねえ。