土佐市の炎上事件に思う

土佐市「移住者カフェ」で対立 地元管理団体が退去要求 店長SNS告発で拡散 設置者の市は静観の構え | 高知新聞

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高知県土佐市が燃えています。

物理的な火事ではないですが、文字通りの炎上です。

 

この記事、元々の発端となったSNSTwitter)への投稿を、ほぼリアルタイムで目撃しました。

その時点での感想は、「まあ言っても片側の言い分だけだし」と静観していて、地元有力者の爺さんではないですが、それほど大きな流れにならないのではと思っていました。

が、あっという間に拡散し、土佐市側としても無視できない流れになっていきました。

 

皆さん、よっぽど叩くものに飢えてるんですね…

けど爆破予告とかはやりすぎですよ。逆に威力業務妨害とかに取られかねませんよ。批判をするにしても限界というものがあります。

限界を超えると、逆に相手に武器を渡してしまうことになりますので気をつけてください。

 

話を元に戻すと、まあ極めてド田舎らしい案件だなぁと思いました。

一部の有力者が町の多くの土地を持っていたり、建物の権利を持っていたりで、大きな公共事業をするならそいつらを無視することが出来ないわけです。

そんな生活を長年送っていれば、自分が市長よりも偉いと勘違いするボケ老人が出てくる可能性は、まあ、低いわけがないよなと。

 

私の地元とて例外ではないと思います。

ここまでひどい話は聞きませんが、大手の商業施設なんかが進出してきても、土地を貸しはするが売らないそうで。

まあそこまではいいとして、賃料の値引き交渉などにも一切応じないので結局商業施設が数年で撤退してしまい、跡地だけが残った…なんて噂を聞いたことがあります。

こういった輩が蔓延っていると、マジで町が衰退します。

ド田舎が更にクソ田舎に転落していくことでしょう。

 

ただ今回の話、とりあえずはカフェ経営側の言い分でしかないので、双方の意見を聞かないことには正確な判断は出来ません。

ただ(「ただ」が続きますが)SNSに暴露するなどの過激な手段が取れなければ、知らないうちに闇に葬られ、はっきりしない噂が残るだけに過ぎなかったのだろうとも思います。

そういう意味では、ようやく田舎の腐った連中と平等に渡り合うことが出来る世の中になったのかもしれません。

 

土着の有力者にとっては面白くないかもしれませんが、本当の意味で移住者が地方で元気に活躍できる時代が来ているのかもしれません。