長年部屋の掃除を担当してくれていたお掃除ロボットのルンバですが、先日処分することにしました。
決して役に立たなかったからではありません。
ウチで働いていたルンバはほぼ初期型。まだ日本の家電店では買える店が限られていた時代に、通販で購入したものでした。
そこから週に4回ずつ、毎日掃除をしてくれていたのです。
その間に隙間かき出しブラシも予備をすべて使い切り、バッテリーも完全に充放電不可となって社外品に一度交換しました。
うっかりドアを締め忘れていると脱走したり、片付け忘れていたコードに絡まって動けなくなったりするオチャメなやつでしたが、最後まで(消耗品以外は)壊れること無く動いてくれる、タフなやつでした。
明らかにメーカーが想定している耐用年数を越えていたと思います。
ただ部屋をリフォームするにあたり、充電ベースの場所が確保できなさそうなこと、そもそも環境が変わり、今は家に居るわけだから自分で掃除すればいい事などもあり、引退していただくこととなりました。
ルンバさんの最大の欠点、充電ベース付近の掃除が出来ないのも、ちょっと困りものでした。
処分にあたって、最大の懸念点はその「充電ベース」でした。
なにせ粘着テープで床に貼り付けているゆえ、しかももう10年ほど一度も剥がしていないわけで、剥がれるのか、剥がれたとしてフローリングの床にダメージが残るのではないかと心配でした。
(ダメージはまあ、リフォームしてしまうので分からなくなりますが)
ただ結果は、まるでノープロブレム。なんのダメージもなくキレイに剥がすことが出来ました。
購入するまでは、ルンバはアメリカ製だから細かいところは雑なんじゃないかと思っていましたが、ほぼノーメンテで動き続ける堅牢性、床へのダメージも考慮した粘着テープの材質など、よく考えられているものでした。
その後は長年の労をねぎらいながら、分解して自治体の指示通りに廃棄しました。
バッテリーは近所の家電量販店で無料で引き取ってもらえるので、そちらに持っていきました。
今はクイックルワイパーを使ってます。