「精読」にチャレンジしてみようと思う

先日興味を持って読んだ記事です。

www.yomiuri.co.jp

 

最近の若い人は「タイパ(タイムパフォーマンス。時間対効果)」を気にして、動画視聴なども全部早送りで見ているというような記事を読んだことがありました。

今回の記事はそれを脱却するために一つの本を繰り返し何度も「精読」する習慣を付けようといった内容です。

 

当たり前ですが、「精読」の推奨記事ですので非常に肯定的に書かれています。

あまりいいことばかり書いていると、自然と疑ってかかるようになってしまった自分に気付かされます。

が、言いたいことは非常によくわかります。

 

本に限らずドラマでも映画でも何度も繰り返し視聴することで、物語の伏線やら登場人物の細かい心理描写なんかが見えてきたりします。

一回、しかも早送りで見ただけだと、上っ面のストーリーくらいしか分からないだろと思うのです。

まあ、友人との会話のネタに使いたい程度ならそれで十分なのかもしれませんが。

世の中にコンテンツは溢れるほどあり、特に好きでもない、話題に付いていくだけの情報を入れるだけならそれでいいのかも。

 

けどそればかりやっていると、見聞きしたものを真剣に考えるクセがなくなり、判断力が低下してしまう・・・ということなのでしょうかねえ。

そこまでは記事として書かれていないので分かりませんが。

 

同じ本を何度も「精読」することで本当に成績が上がるのか、そこまではちょっと眉唾ですが、兵庫県の灘高では一冊の本を3年かけて読むなんて授業を行っていたそうですし、きちんと指導をしつつ読み進めるならば、それほど的外れでもないのでしょうか。

 

私も最近はまた少し本を読むようになりましたが、同じ本を何度も読み直すということはしていませんでした。特にハードカバー系は。

ただ最近、意味もなくスマホを見ることが増えてきて、よくない習慣だなぁと思っていたところです。最近ほんの整理をしたことですし、たまには過去の本を読み直してみようかと思いました。