暑さに慣れてしまう恐ろしさ
相変わらず暑い日が続いています。
地球温暖化とやらの影響もあるのかもしれませんが、今年の暑さは偏西風やら界面温度やらの影響が大きいのでしょうね。
台湾は東京よりずっと涼しいらしいですから、例年とは気温が上昇する場所がズレていることが原因のようです。
…そんなことが解かったところで涼しくなるわけじゃないのですけどね。
こんなに暑くても、熱中症警戒アラートが朝から出ていても、生活リズムを変えることなく朝からウォーキングをしているのですが、最近はさすがに他にウォーキングをしている人を見かけません。
まあNHKが「最大限の警戒を」とか言ってる中でのんきにウォーキングしている私の方がバカだと思いますが…
もちろん最大限体調には気を使っています。直射日光を避ける服装をした上で、家を出る前から十分水分補給をし、水筒も持って、それでも足らなければコンビニ等で飲み物を買い足すようにしています。
そういうわけで今のところは歩いている最中、あるいは帰ってきてから気分が悪くなったということはないのですが、時々ふと怖くなるのが、サンサンと日が照りつける日向を歩いていても、段々と暑いと感じなくなってくるんです。
実際には暑いのに慣れてしまうという感じでしょうか。
暑いとは感じているし、汗もダラダラかくけれど、「まあ暑いよね」くらいにしか感じなくなってきます。
これ、似たような感覚が以前もありました。
真夏の暑いときにバイクで片道200km以上のロングツーリングをした時、遮るもののない炎天下を走り続け、やっと目的地についたときにスマホをチェックしようとして、何故か日陰に入らずに日向でスマホをポチポチイジっていたんですよね。
すっかり日向の温度が平気になってしまって、涼しいところに入ろうという気がなくなってしまってるんです。
ただ真夏の日向の温度なんかゆうに40度を超えるでしょう。気持ちは平気でも、体温を遥かに超える温度を散々浴びさせられる体は全然平気じゃないはず。
そのまま日向でウロウロしていたら、それこそ熱中症でぶっ倒れていたかもしれません。
熱中症で緊急搬送される人の中には、だんだん暑いのが分からなくなって、平気なつもりでいたら急にぶっ倒れたなんて人も多いかもしれません。
熱中症にならないために、「ひょっとしたら危ないかも」なんて状況にならないように気をつけて下さい。