(実質)無料で始めるプログラミングのお勉強

そろそろまた何かを始めてみようと思い、本を一冊買ってきました。

本のタイトルは「Pythonではじめるゲーム制作 超入門」。実は今年9月に発売されたばかりの新書です。

 

ずーっとプログラミングに携わる仕事をしていて、辞めた後もまたプログラミングか。と思われるかもしれませんが、仕事ではひたすら文字列を処理したりデータベースとアクセスしたり外部機器と通信を行ったりといったものばかりで、絵も動かないし音も鳴らさないし(そもそもまともに音が聞こえるところで使うソフトではない)ということで、こういうジャンルは未経験です。

 

昨年末、肘を壊した際にプチコン(NintendoDSiで動くBASIC)でゲームっぽいプログラムを組んでみましたが、その時に「ゲームに関する基礎的な知識が無い」と痛感しました。

プログラムに関することではなく、その前段階。

例えば敵キャラクターがプレイヤーに向けて弾を撃ってくるとか、一定の軌道で自動的に行動するというような、基本動作の組み方が全然分からなかったのです。

 

その後も色々自分で調べ物をしたり、紙とペンで計算式を書いてあれこれ試したりしていましたが、取っ掛かりがないと「そもそもどうやったらいいのか分からない。調べ方も分からない」となり、お手上げな事も多々ありました。

そこに登場したのが冒頭の本だったワケです。

 

初心者向けのプログラミング解説書って、言語や開発環境のインストール解説と、ちょっとプログラムをやった気分になれる程度のサンプルだけで誤魔化している本も多いですが、この本は「アルゴリズムや必要な数学的知識」も網羅していると唱っています。

私が知りたいのはまさにそこです。

悪い言い方をすれば、インストール手順やプログラムの構文なんか、それこそ無料でいくらでも調べられます。よっぽど特異な開発言語でない限り。

知りたいのは、やりたいことを実現するための考え方。

どうやらこの本はそれに答えてくれそうだと思ったワケです。

 

お値段は税込み2,640円。お安くはないですね。

けど私には未使用の図書券があります。これで買いました。実質ゼロ円です。

pythonというプログラミング言語は、WindowsでもMacでも無料でダウンロード、使用できます。私が使用しているLinuxなら最初から入ってます。

 

という訳で、実質ゼロ円で新しい分野に挑戦してみたいと思います。